シルクと暮らす :肌に一番近い繊維
意外と知られていないシルクの良さ
シルクについてどうおもいますか?
と質問すると、
シルクは肌触りもよく「なんとなく気持ちの良いもの」そして続くのが
「高級!(=高価!)」
それ以上になかなか続く言葉はなく、
なぜ「なんとなく」気持ちがいいのかはあまり知られていないように思います。
私自身は、アトピー時代、また子育てしながらシルクの良さを心底知っているので、
ぜひ多くの人に
知って、好きになって、日常的に使ってほしいな
と思っています。
少しずつですがシルクの良さについてお伝えして行けたらと思います。
インナーはシルクが当たり前!そんな世界が実現することを祈って。
肌に一番近い繊維
シルクの良さはたくさんあるのですが、一言で表すなら
人の肌に一番近い成分である
ことかなと思います。
シルクは18種類のアミノ酸でできたタンパク質です。
家庭科ではタンパク質と繊維は別物だと習ったと思うのですが、
シルクは繊維でありながらタンパク質である のです。
私がシルクをベビー肌着として開発し始めたのも、
〈10月10日お母さんのお腹に守られて無菌状態で育った赤ちゃんが、オギャーっと生まれた瞬間外気に触れ、さまざまな刺激にさらされる。寒いだろうし、厚いだろうし、不安でいっぱい。〉
そんな中で一番に触れるものがお母さんの肌であり、
その次に包まれるのが人の肌=お母さんの肌に近いシルクであったらどんなにか安心なことだろう。
そういった発想からスタートしたものでした。
シルクの肌着をまとって人生最初の瞬間を過ごす。
このことは肌への優しさだけでなく、
心地よさの記憶とともにやさしさと出逢う瞬間になるだろうと思っています。
シルクの良さ1:肌に近い繊維である
頭の隅に置いていただけたら嬉しいです。
TAMAMONO 店主 加藤なぎさ