会社名 | 株式会社エレグランス |
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創業 | 2009年11月22日 |
法人設立 | 2013年12月24日 |
本店所在地 | 東京都港区南青山3−10−41ジュエル青山801号 |
エレグランスのビジョン
「断捨離」という言葉が浸透していますが、大量にものが溢れる中で、吟味せずに買ったもの、こだわりのないもの、手が届きやすい価格だから買ったものは愛着も湧かず捨てられ行くものだと思います。
物が安く大量に作られる時代において、弊社は創業時より、日本の縫製の手仕事にこだわり製品化し続けています。安くも大量にも作ることはできません。ですが、創業から6年経った今でもファーストモデルを現役で使ってくださっているお客様はたくさんいらっしゃいます。世の中のエプロンと比較すると高価なお買い物だったと思いますが、これだけ長い間お使いいただけるのであればきっとそのお買い物にご満足いただいていると安心しています。物を無下に捨てられない理由としては、誰がどんな想いで作っているかお客様自身がご存知であること、長年使用出来る高品質であることがあげられます。
今後もシルク肌着中心の「日常生活に優しく寄り添うホームファブリックブランド」として、使い捨てではない「丁寧に作られたもの」を届け、その使い心地で人生が変わるほどご満足いただくことが弊社の役割です。
素材には命があり、工程一つ一つに人が居て、そこには歴史と生活があるという、生産の背景も含めてお客様にお伝えし、製品をお渡ししていくことが必要だと感じています。その先に、愛着を持って長い間人生に寄り添うアイテムでいられたら嬉しく思います。
弊社は、長く愛着を持ってお使いいただける製品の開発と拡販を通じて
◆より多くの方の人生を豊かにするお手伝いをすること
◆国内産業の発展に寄与すること
◆さまざまなライフステージの女性雇用を創出すること
を目指しています。
代表取締役 加藤なぎさのメッセージ
私自身、社会的には会社を経営するという立場ではありますが、第一子を授かった時から、何をおいても、人生の本分は親であることだと肝に命じています。
子どもたちの健康と明るい未来を守るために、食、国土、自然、環境、産業を守ることはかけがえのない使命です。
物が安く大量に作られる時代に、便利さに慣れすぎてその背景にどんな労働力が使われているのか、資源は守られているのかに目を向けることは難しいことです。
しかし、環境や携わるすべての人が幸福である商品、小さくても思いのある会社の製品として選んでいただけるように努力をしたいと思っています。
食については、一家団欒や手作りご飯の促進にエプロンがお役に立てたらと考えていますし、健康についてはアレルギーなどから肌を守る天然素材シルクでの下着の開発も手がけています。それらの生産は国内で行うことを旨としています。
今後も、「自分の子どもに繋いでいってもらいたいもの」という目線での製品開発を行い、母として、経営者として思いを形にしていく姿を子どもたちに示していけたらと思います。
また、そのような製品と同時に、季節の行事や日本食、伝統などを伝えることも家庭での日常を超えて、企業としても取り組むことの大切さを感じます。
こういったことこそ、手間がかかり、便利とはほど遠いもので、大量生産大量消費の時代には忘れ去られゆくものです。
《もの=商品》だけではなく、《こと》を伝えていくためにも、味噌作りや真綿(シルクの綿)引きなど、日本古来の衣食住にまつわることを親子が一緒に学べたり、また、お買い求めいただいた商品を修理、リメイクしたり、経年で黄ばんだものを染め直したりしていただける場所を持ち、気に入ったものを大切に使っていただきながら、お客様との末長いよきお付き合いができる関係を築いていきたいと思います。
私は、自社の経営活動と個人のライフワークを一気通貫して、「日本の伝統、衣食住の継承」を切り口に《ものとこと》を提供しながら、「便利ではないけどあたたかみのある日本」を残すことのお役に立ちたいと願っています。