【 TAMAMONO の描くシルクの未来 】
お取り組み先様との関わりの中で、皆さんが口を揃えておっしゃることは、
’ 日本で育まれてきた絹加工技術が、需要の減少、職人の高齢化や廃業など
により失われつつある ’とのこと。
生地に仕立てる機元(はたもと)やニッターさん、そして、デリーケートなシルクの
取り扱いに長けた産地は数えるばかりとなっている状況です。
シルク産業が失われつつある原因はさまざまですが、
日常生活において、取り扱いの難しさにより、
人々が離れていったというのも一因としてあげられます。
しかし、
「SHIDORI®」により、その難点が解消されたいま、
先進技術×伝統
を生かした製品を作ることによって、シルクのすばらしさに再び光を当て、
シルクの需要を回復できるのではないかと考えております。
「伝統にあぐらをかかずに、常に使う人の立場にたち、
現代生活に即したシルクであれるよう、さらに進化を続けたい」
という、山嘉精練山内社長様のお言葉に感銘を受けました。
技術は技術のままでは世の中に広がることはなく、
それを製品化しなければ手に取っていただくことも出来ません。
弊社エレグランスの役割は、
山嘉精練様の技術とお客様の笑顔の橋渡しだと考えます。
エプロン事業を通じて出会った究極のシルクですが、辛い経験があったからこそ、
同じ悩みを持つ方に製品として届けられるのは弊社しかいないという使命感を持っています。
素材の特製だけでなく、開発への思いを含め、製品化するパートナーとして、
シルクの素材としての可能性を開拓し、現在ではシルクを苦手とする製品などでも
積極的に用いることで、
技術の保存・発展に役に立ちたいと願っています。
ありがとうございます。